
カルテのデジタル化で、より細かいデータを分かりやすく管理。
「小児矯正カルテシステム」
取材日
2024年6月26日

導入前の課題
・紙のカルテでは入力スペースが足りない
・時系列で装置の履歴を見るのが大変
・1ページに4回分しか書けないため、大量の紙の管理が必要
要望
・iPadを使用してデータ入力をしたい
・患者さんへ分かりやすく説明するためにデータをグラフ化したい
・教育的支援的なシステムにしたい
開発内容
「小児矯正カルテシステム」
紙のカルテをデジタル化
以前から導入されていた電子カルテには、矯正に関する情報を記録できる項目が無く、別途紙のカルテでデータを管理されていました。その紙をそのままデジタル化したことで、より詳細なデータを管理することを可能にしました。

装置情報の履歴をガントチャートで見える化
装置情報を記録し、その履歴をガントチャートで可視化しました。そうすることで、治療段階をすぐに理解することができるようになりました。

教育的・支援的なシステムに
「教育的・支援的なシステムにしたい」というご要望を受け、ご要望に沿った機能を搭載したシステムを構築いたしました。
まず、教育的なシステムとはこのアプリを操作していくうちに自然と治療の流れが分かったり、装置の名前が出てきたりすることで、はじめてのスタッフが見ても今どういう段階でどんなことをしているのかが分かるようなものになっています。
さらに、支援的なシステムとは患者さんへの声かけのタイミングをリマインドすることで、来院し忘れることを防ぎます。
Story
本システムをご依頼いただいた、有田先生にお話しをお願いしました。
導入前の課題
矯正に関するより細かいデータをデジタルで記録・管理したい
私たちは、小児歯科が専門の病院です。小児の歯科というのは、子どもの虫歯治療をしたりとか歯並びを治したりというのが主な業務なのですが、私たちの病院では一般の小児歯科さんとは違って睡眠や呼吸をお子さんの口の中からアプローチしてあげて生活の質を改善することをコンセプトとしています。
システム導入のきっかけは、患者さんの主訴や治療途中で変わってくる症状、および正確な医科的情報を正確に把握し、治療途中において使用する装置の選択などの意思決定のエビデンスにしたいと思ったことです。そして治療変遷などの細かいデータを可視化し管理したいと考えました。

